熊本県大津町は12日、台湾積体電路製造(TSMC)の菊陽町進出による交通量の増加を受け、熊本空港までのアクセス改善に向けて町の南北を縦断する道路を整備する方針を明らかにした。
本年度は、このうち一部の概略設計に着手。同町錦野の県道山西大津線と瀬田熊本線の交差点付近から、町南部の農免道路をつなぐ約1キロで、片側1車線を想定している。縦断する道路は今後、既存道路と組み合わせながら順次整備を進め、最終的に国道57号北側復旧道路の大津インターチェンジとつなげ、空港へのアクセス向上を目指す。
この日の町議会で金田英樹町長が一般質問に答えた。町は交通状況調査の業務委託費1千万円を追加する補正予算も提案している。金田町長は「道路整備は重要な課題。調査を踏まえ、整備計画を策定する」と述べた。
参照:熊本日日新聞(https://kumanichi.com/articles/1075336)