窓リノベするなら今!最大200万円の補助金が使える

不動産コラム

カーボンニュートラルの実現に向け、これからの住宅は「省エネ住宅」であることが一つの基準となります。既存住宅(中古住宅)も政府主導で「省エネ化」が進められており、省エネ窓工事に対する補助金制度が2024年も継続することが決まっています。対象となる工事は2024年12月31日までに完成したもので、予算が上限に達した時点で終了となります。今回は省エネリフォームが気になっている人必見の「先進的窓リノベ2024事業」について解説します。

窓を変えると何がいいの?

まずは窓を変えることが、どう住宅の省エネ化に役立つのでしょうか。

戸建てでもマンションでも、一番熱の出入りが多い場所は「窓」です。そのため、窓の断熱性能を高めると住宅の省エネ効率は格段に上がると言われています。例えば冬場は屋外の冷気をしっかり遮断し、室内の暖房効果を高めることができます。さらに暖まった空気は閉められた窓を通して外に出にくくなり、結果的に省エネと暖房費の節約につながるのです。

また、冬場に問題になるのが「結露」です。結露はとは内側(室内)で暖められた空気中の水蒸気が、冷たい窓に触れると水滴に変化する現象です。冷たい飲み物を入れたコップの外側に水滴がつく現象と同じ原理です。ところが窓の結露は、ただの水滴だと思って放置しておくと良くありません。長時間濡れた状態の窓は、最終的にはカビやダニの温床となり、様々な健康被害をもたらすのです。

結露を防ぐ方法は2つ、まずは部屋の湿気を抑えることです。洗濯物の部屋干しも水蒸気の発生源となってしまうため、できれば避けたいところです。そしてこまめに換気をすることで、水蒸気を外へ追い出すことが出来ます。しかし換気をするには窓を開けなくてはなりません。せっかく暖めた室温が換気によって下がるので、暖房効率が大きく下がってしまいます。必要と分かっていても、なかなかできないのが冬の換気です。

二つ目は窓自体を冷えにくいものにすることです。

窓を断熱化する方法とは

では窓自体を冷えにくくするにはどんな方法があるのでしょうか。実際に補助金の対象となっている方法をご紹介します。

  • ガラス交換

既存サッシはそのまま利用して既存ガラスのみを取り外し、複層ガラス等に交換する方法です。

同じガラスであっても、既存サッシとの組み合わせにより、窓の性能区分が変わります。窓のサイズ(面積)と性能区分によって5,000円から55,000円の補助額を受けることができます。

  • 内窓設置

既存窓の内側に新たに内窓を新設する、または既存の内窓を取り除き新たな内窓に交換する方法です。

ただし、既存窓との距離が50センチ以内であること、既存窓と並行に設置するものに限るとされています。窓のサイズ(面積)と窓の性能区分によって23,000円から112,000円の補助額を受けることができます。

  • 外窓交換

現在取り付けられている窓とサッシを処分して、まったく新しいもの取り付ける方法です。ここで言う外窓とは

住宅の外皮部分(外壁ライン上にある熱的境界)にある開口部に設置する建具のうち、屋外から施錠できない建具をいいます。

外窓交換はさらに次の2つの種類に分類されます。

A)カバー工法・・・既存窓のガラスを取り外し、既存窓枠の上から新たな窓枠を覆い被せて取り付け、複層ガラス等に交換する。外窓の大きさと窓の性能区分によって58,000円から220,000円の補助額を受けることができます。

B)はつり工法・・・既存窓のガラスおよび窓枠を取り外し、新たな窓枠を取り付け、​複層ガラス等に交換する。外窓の大きさと窓の性能区分によって46,000円から183,000円の補助額を受けることができます。

「玄関ドア」も省エネ化できる

住宅の熱の出入りが多い場所は、実はもうひとつ「玄関ドア」があります。今回の補助金は玄関ドアを交換する際にも利用することができます。ドア交換も外窓交換と同様に2つの種類に分類されます。

A)カバー工法・・・既存ドアについて枠を残して取り除き、既存枠の上から新たな枠を取り付け、​ドアを交換する。ドアのサイズと性能区分によって58,000円から220,000円の補助額を受けることができます。

B)はつり工法・・・既存ドアを枠ごと取り外し、新たな枠を取り付け、​​ドアを交換する。ドアのサイズと性能区分によって46,000円から183,000円の補助金を受けることができます。

補助金をもらうには?

窓リノベは、一住戸あたり5万円~最大200万円が補助されます。上記のように、設置する窓の大きさと性能、設置方法に準じています。

補助金の申請は我々消費者が行うのではなく、実際に工事を行う「登録事業者」が行います。登録事業者と補助対象者があらかじめ合意した方法

  • 補助事業に係る契約代金に充当する方法
  • 現金で支払う方法

どちらかで還元されます。
窓リノベを発注した業者が「登録事業者」でなければ、補助金を受けることはできないので注意しましょう。

いよいよ2024年3月中旬より交付申請の受付が開始されます。窓の省エネリノベが気になっている人は、ぜひお得に工事できるこの機会を見逃さないようチェックしてみてください。

↓環境省「先進的窓リノベ2024事業」HP

事業概要|先進的窓リノベ2024事業【公式】
先進的窓リノベ2024事業の「事業概要」の公式サイトです。